グルテンフリーで亀田製菓の「柿の種」の売り上げがアメリカで5割増し 

柿の種

アメリカで「柿の種」が人気?

 ◇グルテンフリーで人気 ランチ代わりにも

 酒のつまみの代表格といえば、柿の種。最大手の亀田製菓は2008年から米国での販売に乗り出し、ファンを広げている。手軽に食べられ、独特の食感がやみつきになる柿の種本来の魅力に加え、小麦アレルギーの原因物質である「グルテン」の徹底排除を前面に打ち出したことが健康志向の米国の消費者を捉えた。

米西海岸のスーパーマーケット。「カメダ・クリスプ」という商品名で、おなじみの三日月形をした柿の種が並んでいる。しかし、その味はブラックペッパー、バーベキューなど完全に現地仕様。スイートチリはピリ辛のしょうゆ味だが、日本のものに比べ辛さは3倍にしているという。

 ロサンゼルスでのテスト販売からスタート。地元スーパーを訪ねては試食会を繰り返したが、反応は散々だった。「なぜしょうゆ味しかないんだ」「ピーナツは必要なのか」。米国でなじみ深いクラッカーでもチップスでもない未知の食べ物に、消費者もスーパーも振り向いてくれなかった。「社内からも米国進出はやめるべきじゃないかという声が常に上がっていた」。柿の種の海外戦略を担った執行役員の古沢紳一さんは振り返る。

 だが、間もなく米国でグルテンを使わない食品のブームが起き、コメを原料にした柿の種にも注目が集まった。同社は13年、日本で素焼きした柿の種を米国に送り、現地で味付けを行う独自のシステムを開発、調味料を含めたグルテンフリーを実現した。

 値段は日本の倍以上もするが、14年の売上高は前年比5割増。ランチ代わりに食べるなど米国独自の消費スタイルも広がっているという。年間売上高はまだ1億円程度だが、数年で10億円台に乗せたい考えだ。「柿の種という新しいジャンルを米国に定着させたい」と古沢さん。世界最大の菓子市場の席巻を狙っている。Yahoo!ニュース

グルテンとは?

 グルテンとは、小麦、大麦、ライ麦などの穀物から生成されるタンパク質の一種で、パンやうどんのもちもち感や弾力の素になる働きをするものです。しかしなかにはグルテンにアレルギーを持っている人がいるのです。グルテンを摂取すると小腸が過敏に反応して消化不良になり、吐き気や痛み、腸疾患などを引き起こす場合があります。このアレルギー反応がとても強い場合は、セリアック病という腸から栄養の吸収ができなくなる病気にかかってしまいます。自覚症状のない、軽いアレルギーの人も含めると、グルテンに対する過敏症の人は年々ふえていると言われています。Dole

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