『土用の丑の日』に食べるうなぎが一番おいしくない?

ウナギ

土用の丑の日には、「う」のつくものを食べて、暑い時期を乗り切ろうという習慣があります。そういうことから、うなぎは夏の食べ物で、夏が一番おいしいと思われがちです。
しかし、それは全く違います。実は、夏はうなぎが一番おいしくない時期なのです。

土用の丑の日の由来は?

鰻を食べる習慣についての由来には諸説あり、讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が最もよく知られている。

それによると、商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の所に相談に行った。源内は、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。丑の日と書かれた貼り紙が効力を奏した理由は諸説あり定かではないが、一説によれば「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という風習があったとされ、鰻以外には瓜、梅干、うどん、うさぎ、馬肉(うま)、牛肉(うし)などを食する習慣もあったようだが、今日においては殆ど見られない。wikipedia

ウナギは夏場以外がおいしい

うなぎのように冬眠する魚というのは、その準備のためにエサをたくさん食べて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期がおいしいとされています。また、9月~10月に産卵のために川を下ってくる「下りうなぎ」もたっぷり脂が乗っていて味はいいようです。5月~6月に捕れるうなぎは、好物のカワエビを食べているため、ほのかにエビの香りがしておいしいのだとか。
以上から、うなぎは夏場以外がおいしいということになるようです。

養殖うなぎはどうなのか?

今や天然うなぎの数は減る一方であり、春から秋にかけてしか捕れないため、あとの時期は養殖に頼るしかありません。では、養殖のうなぎも冬がおいしいのでしょうか?

うなぎの養殖は、かつては露地の池で3年もかけて育てていたため味がよかったようですが、現在はビニールハウス内の池で育て上げる方式になりました。うなぎが冬眠することがないため栄養を蓄えることがないので味は落ち、自然の生餌も食べれないので、風味も落ちてしまいました。

ちなみに、台湾では、今でも露地池で2年かけて育てているため、日本産より台湾産のがおいしいようです。しかし、アジア地域に生息するニホンウナギを巡っては、去年IUCN=国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定し、国際取り引きを規制する対象になる可能性も指摘されているので今後輸入されなくなる事態が起きるかもしれません。

これからは「うな重」ではなく「なまず重」?

資源の減少が懸念されるうなぎの代わりとして、近畿大学の研究グループが「うなぎ味のなまず」を開発し、土用のうしの日の24日、試験販売が行われました。

「うなぎ味のなまず」の試験販売は、近畿大学が水産関連の研究成果を生かそうと、東京・銀座と大阪・梅田で運営している飲食店で行われました。
このなまずは、近畿大学農学部水産学科の有路昌彦准教授の研究グループが、およそ6年をかけて開発しました。川や湖で育つなまずを地下水で育てることで特有の臭みをなくすとともに、脂分をより多く含む飼料を餌に使うことで、本来は淡泊な味をうなぎのように脂が乗った味わいに変えることができたとしています。
また、本来、なまずが食べない海に生息する甲殻類のオキアミを餌として与えることで、食感もしっかりしたものになったということです。
24日、2つの店でそれぞれ限定30食が用意され、店を訪れた人は「うな重」ならぬ「なまず重」の初めての味を楽しみました。
20代の女性客は「うなぎとは少し食感が違いましたが、おいしかったので、普及してほしいです」と話していました。
研究グループの有路准教授は、「量販店などからの需要はすでに寄せられているので、養殖の態勢を整えて、来年には多くの人に食べてもらえるようにしたい」と話しています。

NHKNEWS

うなぎと大差なくおいしいようなのでこれは流行るかもしれませんね。
私も機会があればぜひ食べてみたいです。

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