自動ブレーキの誤作動で追突事故が起きたら過失割合はどうなる?

自動ブレーキ

最近、自動ブレーキ搭載車が増えてきましたよね。CMでも自動ブレーキ搭載車がよく紹介されるようになりました。

9月11日には、米運輸省道路交通安全局と米道路安全保険協会が、トヨタ自動車など日米欧の自動車大手10社が、アメリカで販売する全ての新型車に自動ブレーキを標準装備させることで合意したと発表するなど、世界的に自動ブレーキ搭載車が拡散し始めました。

自動ブレーキは、事故を防ぐためにとても役に立つものだと思います。そのうち、自動ブレーキを搭載してない自動車は消滅することでしょう。

しかし、自動ブレーキには不安なところもあります。それは誤作動による事故です。誤作動によって起きた事故は一体誰の過失になるのでしょうか。

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自動ブレーキって?

ところで、自動ブレーキってどんなものなのでしょうか。

自動ブレーキとは、車が走行中に前方の障害物を検知して、衝突の危険があると判断した場合に自動でブレーキをかける機能のことです。

その検知方法にはさまざまな種類が存在し、大きく分けると3つあります。

1.「カメラ」により、前方の様子を映像として捉え、そこから障害物を判断する方法

2.「ミリ波レーダー」により、前方に向かって波長1~10mmの電磁波を照射し、反射波から障害物の有無を判別する方法

3.「赤外線レーザー」により、照射した赤外線レーザーの反射によって障害物を検知する方法

例えば、スバルの「アイサイト」は1にあたります。
アイサイト

誤作動を起こして事故が発生した場合、過失は?

自動ブレーキが誤作動を起こして急停止し、それにより後続車が追突してきた場合、どちらに過失があるのでしょうか。

結論を先に言うと、自動ブレーキ車は意図的に急ブレーキをしたわけではありませんから、車間不保持・前方不注意等により後続車の過失100%になるでしょう。

これは、きちんと前方に注意して、前方の車両が急停止しても追突するのを避ける事ができるだけの距離を保っていれば、追突することはないからです。

自動ブレーキ搭載車の方に急ブレーキ禁止違反が適用されるなど、場合によっては、過失100%は免れるかもしれませんが、過失0%になることはまずないでしょう。

「一般道でそんなに車間距離あけてられるか!」という人もいるでしょうが、法律でこうなっているのですからどうしようもありません。

自動ブレーキは万能ではない

今後の技術進歩によって、自動ブレーキの誤作動は減るでしょう。しかし、誤作動がないからと言って過信しすぎてはいけません。シチュエーションによっては動作しないかもしれません。過信しすぎて安全への配慮を欠いていると、思わぬ大事故につながってしまいます。

自動ブレーキは、ぶつからずに必ず止まることを保証するものではなく、衝突時の被害を軽減するための安全補助装置であることを十分に理解しておきましょう。

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